傘の由来
傘には、日傘・雨傘・蛇の目傘・和傘・洋傘・相合傘・傘寿があります。平安時代、製紙技術の進歩、竹細工技術の改良。室町時代には和紙に油を塗布し防水性を持たせる技術が開発され、広く使用されるようになりました。
江戸時代には失業した武士が副業として傘を張っていました。その傘を貸しだした際、番号や屋号を入れたりしたものが番傘といわれるものです。
明治時代には洋傘が普及し、和傘は急速に利用されなくなります。現在は雨傘(番傘)を持ち歩くこともなくなり、旅館や和菓子店の店先・野点用など、に利用される程度になりました。
洋傘は、骨を折りたたんで収納が出来る折りたたみ傘とたためないものに分かれます。また、ジャンプで傘の開け閉じが自動的に出来るタイプもあります。洋傘の骨組には6本・8本のもの、和傘同様に16本、24本のものがあり、とくに16本の物は菊の紋章の花弁の数と同じであるため皇室でも使用されています。
日本で洋傘が普及したのは19世紀後半で、その当時黒色の形状が蝙蝠に似ていることから、略称でコウモリ傘と呼ばれるようになりました。
1960年代頃までは傘といえば和傘のこと、洋傘のことはコウモリ傘と呼んで区別していました。ちなみに傘寿とは傘を崩すと漢数字の八・十となるところから80歳のことを言います。
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